■■■ 抵当権の抹消 ■■■

2013年
夢のマイホームのページをリニューアルするに当たり、家を購入した時の日記を読み返してました。
忘れてたけど、ローン、結構適当に組んでるなぁ~。
そんなことあったなぁ~
なんてしみじみ・・・。
不動産屋さんのHさんの罠にはまり、適当に振り分けたローンでしたが、一つ目の変動金利のローンを完済しました!!
おめでとう~、私たち!!
まだまだ、変動金利は安いですが、いざという時のためにやはり変動金利の方から返した方が安心やね。
ということで、ローンの返済が終わると、銀行からいろいろな資料が届きます。
・登記済抵当権設定契約証書
・委任状
・現在事項一部証明書
・印鑑証明書(銀行さんの)
・その他説明書き
とりあえず、説明書きを読んでみることに。
管轄の法務局で手続きを・・・???
専門的な手続きなので、司法書士に依頼することをお勧めって・・・
いやいや、よくわからんけど、まずは自分でやってみようよ!
とりあえず、法務局に電話しよ~っと!
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電話してわかったことは、私は今大阪に住んでるけど、管轄の法務局というのは、家のある横浜だということ。
今住んでる家の近くの法務局に行って、申請書の書き方教えてもらうことは可能だが、実際に申請書を提出するのは、横浜の法務局じゃないとだめなので、作った書類を郵送することになるそうです。
またまた、転勤で大阪に来てしまったが為にやっかいなことになってます。
ただ、今回は、銀行から送られてきた書類と、認印さえ持って行けばいいとのこと。
そろえる書類はほとんどないみたい。
これならなんとかなりそう。
近所の法務局に行ってきま~す。

ちなみに、印鑑証明書(銀行さんの)は司法書士に依頼しない時は使わないそうです。
司法書士に手続きを依頼すると、別途5,000~10,000円くらいかかるそうです。
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法務局って、結構空いてる。
確定申告みたいなのを想像してたけど、全然違ってました。
ガラガラで静か~
とにかく、相談窓口へ。
抵当権を抹消したいということを伝えて、銀行さんから送られてきた書類をすべて渡しました。
何やら書類に一通り目を通したとたん、「なんやこれ~、できないよ~」といきなり問題発言。
いやいや、それは、困るんですけど・・・。
事情を聴いてみると
なんと、登記も住民票同様、住所変更をしなくてはいけないらしい。
そんなの初めて知ったよ~
こういうのって、どこで教えてくれるの?
少なくとも、学校では教えてくれないよ~
こういう、役所での公的な複雑かつ面倒な手続き(年金とか国民健康保険とかも含めてややこしい手続き)学校で教えるべきだと思うんですけど・・・。。
とにかく、住所変更の手続きをするのに、住民票が必要だといわれ、今日はできないことが判明。
はぁ~、また出直しかぁ~
初めてなんだし、しょうがないか・・・
し、、、しかも、代金なんですが、すべて印紙での支払い。
住所変更にも、抵当権の抹消にも1件1,000円かかります。
この、「件」がくせものなのですが、実は私の家の土地は、役所で管理されている土地の番号でいうと、二つ分なんです。
ということは、土地だけで2件。家で1件。さらに、家の前の私道(共同)で1件、さらにさらにゴミ置き場の土地(共同)で1件なんです。
ということは、もう、お分かりですよね。
我が家は、住所変更に5,000円。抵当権の抹消に5,000円かかるということです。
この時期(4月でした)予定外の1万円の税金支払いきついわ~・・・
とくに、ローン一括返済でお金かき集めたから、ちょっとした費用の捻出もきびしい・・・
あ、でも、司法書士さんに頼んでたら、さらに5,000~10,000円かかるところでした。
あぶなかった~
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で、住民票の写しを取って、再び法務局へ。
この後は、サクサク進みました。
必要な書類、一応画像でどうぞ。
●住所変更用
1-1 登記申請書(住所変更用):原因の日付、変更後の住所、申請人を記入。今回は郵送なので、代理人は必要なし。住所変更に必要な費用は我が家は5,000円です。右下に電話番号を書きます。書式はそろえた方がいいと思います。おそらく法務局のサイトからダウンロード可能かと思われます。ちなみに、私は大阪の法務局に置いてある紙を使用したので、法務局の名前のところ修正して、修正印押してます。
1-2 不動産の表示:我が家は5件です。1~2は家の土地。3はゴミ置き場。4は家の前の私道。5は家です。役所で管理してる番号とか土地、家の広さとか記載します。
1-3 印紙の台紙:金額を記載して、印紙を貼りつけます。
1-4住民票の写し
●抵当権の抹消用
2-1 登記申請書(抵当権の抹消用):基本的には住所変更の時と同じです。抹消すべき登記という欄には、銀行さんから送られてきた書類の中に契約書があるので、そこに記載されている番号です。申請人の欄は住所と名前と認印。この紙、すでに銀行の住所とか印字してある。すげーな。右下の電話番号は、今回住所変更の時に記載してるので省略してますが、これしか出さない時は電話番号書きましょう。
2-2 不動産の表示:住所変更の時のものと全く同じです。
2-3 印紙の台紙:金額を記載して、印紙を貼りつけます。
2-4 委任状:銀行さんから送られてきた書類の中に入ってます。日付は抵当権設定契約書?なる書類に解除した日付が記載されているのでその日付。あとは申請人の名前を入れるだけ。
2-5 抵当権設定契約証書 その1:銀行さんから送られてきます
2-5 抵当権設定契約証書 その2:銀行さんから送られてきます
2-6現在事項一部証明書:銀行さんから送られてきます。銀行の住所とか、取締役の名前とか書いてあります。
●返信用の封筒
簡易書留分の切手を貼ります。返信されてくる書類を折ってもいいのであれば小さい封筒でもいいですが、それが嫌ならA4の封筒を準備すればいいと思います。
私はA4の封筒を用意し、自分の住所と名前を書いて郵便局で返信用の封筒を簡易書留にしたいと言うと、切手(今回は140円+簡易書留分300円で440円)を貼って簡易書留というハンコも押してくれました。

ここからは、全部法務局のオジサマがやってくれたのですが、
書類1-1、1-2、1-3、1-4をホッチキスで左側を2か所くらいとめて、ペラペラ本の様にめくれるように綴じます。
さらに、1-1、1-2の右上に認印を押し、1-1をめくって、1-1と1-2のつなぎ目にまたがるように割り印。同じように1-2と1-3に割り印。
これで、住所変更はOK
抵当権の抹消の方は2-1、2-2、2-3、2-4、2-6(2-5以外)をホッチキスで綴じる。
2-1、2-2の右上に認印。2-1と2-2に割り印、2-2と2-3に割り印。最後に2-5をまとめてクリップどめ。
これで準備完了。
住所変更用の書類、抵当権抹消用の書類、返信用の切手を貼った封筒をさらにA4の封筒に入れ、横浜の法務局の住所を書いて、それを簡易書留で送りました。
一週間もしないうちに、手続きが完了したという書類と2-5が送り返されてきました。
無事、抵当権の抹消の申請が完了しました。
意外と簡単です。正直、確定申告よりも簡単。時間に余裕がある人は自分ですることをお勧めします!